グランドピアノに譜面台を載せて弾いている時と、譜面台を載せずに弾いている時の音の違いは、時折演奏者を悩ませます。

通常の譜面台だと以下の感じです。

もちろん譜面台によっては、穴が空いていて音が聴き取りやすくなっているものなどもありますが、以下の、譜面台はさらに音を聞き取りやすくしたものです。

アクリルでできていて、とても軽く本番でピアノを弾く時の聴こえ方に近い条件で音の聴こえ方を味わいながら演奏できます。

ピアノや、設置される場所によっては、ピアノの音が聴こえにくいことがあり、そういうときに譜面台を取って演奏したい時などに役立ちます。

実際には、譜面台をせちせずにホールで演奏する時の直接音の確認に限りなく近い音の聴き取り方が譜読みの段階でできるのはうれしいです。

普通の譜面台しか使えないところであれば、割り切って、最初からそういう耳で聴きながら演奏するので、なんら問題はないのですが、これがあると、頭がスッキリするだけでなく、いつもよりもさらに軽い弱い音で譜読みができるので楽ちんなんです。

ネットで調べたところ、なんだか値段がすごく上がっていました。

需要があって供給数が少なければ値段が上がるのはわかりますが、いかんせん高いです。

譜面台を支える部分の裏側にはすべり止めが貼ってあるのですが、ちょと弱くて12.9インチiPadを2枚載せるとすこしビクビクしてしまいます。

何度か滑り止めが負けてしまうシーンがありましたが、さいわい反射神経でことなきを得ました。

普通の本の楽譜ならば大丈夫な強度はあります。

この手の譜面台の種類が増えてくれば、リーズナブルになっていくと思いますが、現状はあまりないようです。

私のスタジオでの使用率は半々といったところです。

ご自分のピアノの音の直接音をもっと欲しい方はいかがですか?

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