出先でのピアノはいつも違うのがピアニストの宿命。
この日の相棒はYAMAHA S6、600万番代。
YAMAHAのピアノの中では高価な部類(プレミアムピアノ)に入る高貴な素性のピアノ。弦溝もそれなりにあるが、温まっていないためか、ちょっと心配。S6は(現在だとS6Xか)現在のCXよりも次高音部がきらびやかなイメージがあるがこのピアノはちょっとおとなしい子。調整で化けるかなぁ・・・。でも、毎回相棒になってくれるピアノは、なにかの縁あってのことなので、感謝してこの子の歌声のバランスや良さを探し、共感できるよう周波数を合わせる作業は必ず意識して持つようにしている。
自分の周波数と一番近いのはもちろん自分のピアノだけれど、それを基準にして他のピアノを見る(聴く)事によって、いろんなことがたくさん見えてくるし、解決策も勉強になる。
このサイズのホールはいくつあってもありがたい。キャパシティーが300を切るくらいだとっても使いやすい。大分市にこのサイズのホールが少ないのはなぜだろう。あと3つほどあるとみんなの音楽生活が豊かになるのだけれど。
誰かつくってくれないかなぁ。
No responses yet