なぜか今頃になって、ハリーポッターを全シリーズ見終えました。
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ハリーポッターの全シリーズの時系列は以下です。
ハリー・ポッターと賢者の石(2001年) – クリス・コロンバス監督
ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年) – クリス・コロンバス監督
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年) – アルフォンソ・キュアロン監督
ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年) – マイク・ニューウェル監督
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年) – デヴィッド・イェーツ監督
ハリー・ポッターと謎のプリンス(2009年) – デヴィッド・イェーツ監督
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年) – デヴィッド・イェーツ監督
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年) – デヴィッド・イェーツ監督
調べてみてびっくりしました。
ちょうど20年前の映画です。
20年前の映画とは思えないほど時代を感じさせない作りで、CGなどもあまり気をてらっていないせいか、映像のダイナミックレンジをしぼっているせいか、あまり違和感を感じないシーンが多くて、没入できました。
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じつは以前に一度見ているはずなので、タイトルを見ても見たことあるからと思っていたのですが、実際タイトルからあらすじを思い出そうとしても、全く思い出せなかったので、とりあえず第1作だけでも見ようとしたのが始まりでした。
するとまあ、面白いじゃないですか!
寝る時間を削って、深夜に見まくってしまいました。
ラドクリフやエマ・ワトソンの子供からの成長の過程が、当たり前ですがリアルで、映画に既視感のある現実味を与えています。
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どんどん顔の表情や姿も大人びてくるだけでなく、話す言葉や言い回し(原語)に年齢を感じさせてくれ、その点だけでも成長における迷いや表現の曖昧さが映画の質を数段上げていました。
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その点は本当にサイコーでした!
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興味のある方は最後までぜひ見ていただきたいですが、やはり、最後の大どんでん返しが(忘れていただけに)衝撃を受けました。
悪役が本当はいい人だった、というのはいろんな映画でよくあるパターンですが、この映画に関してはシリーズがあまりにも長いのでその心の準備をせずに見ていたのもあり、大ウケでした!
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(セブルス・スネイプ役のアラン・リックマンさんは、がんで2016年に69歳で亡くなりました。あの悪の強い特別な存在感は忘れられません。好きな俳優さんでした。)
ラストは、スカッとする気持ちと、見終えた(傍観者として立ち会った妙な)達成感、ストーリーを思い返す後味の時間(笑)など、どれも秀逸でした。
唯一、ストーリーの最後にもう少しだけその先を見たかったのですが、あまりに長いシリーズ映画ですから、ダラダラとするのも良しとしなかったのでしょう。
これを書いている今も睡眠不足を感じていますが、仕事に追われた欠乏感からくる睡眠不足ではなく、見終えた満足感のある睡眠不足なので、ちょっと変な感じですが、余韻だと思って楽しみます!
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