確か2013年だったと思います。
トヨタがi-ROADをジュネーブモーターショーで発表した時、ワクワクが止まりませんでした。
その後、フランスですぐに実証実験が始まり、映像が流れ始めると、もう欲しくて欲しくて発売時期がいつになるのか?、調べたり、トヨタに電話をかけたり。
その後、日本での実証実験も各地で行われ、これは販売が近いな!、と期待していたら、東京オリンピックの開催時に販売されるのではないか?と噂が立って…。
つい昨日、ふとi-ROADを思い出し、調べて見たらもう音沙汰のない感じになってしまっていました。
日本は何事にも新しいことに慎重になりすぎるきらいがあります。
欧米では、新しいことに関してまず、実験してとことん改良していく、という考えが一般に浸透している気がします。
もし日本が、世界の先陣を切ってこの新しい分野の移動手段に取り組み、実社会でどの国よりも早く運用できていれば、この分野で世界のTOPに立てただろうと思います。
屋根付きで2人乗れて、バイクのように(仕組み上動きは違いますが)移動でいる近距離コミューター、今の日本には本当に必要だと思います。
3輪というのも絶妙です。動きを見ているだけでバイクのようでもあり、ワクワクするからです。
非常に残念です。100〜150万円、もしくはそれ以下だったら、予約を入れよう!、と心に決めていたのに…。
開発責任者の谷中壯弘さんも、無念だろうと思います。あんな凄い乗り物を作ったのに、時代が谷中さんに付いてこれなかったのでしょうか?
ないとは思いますが、いつかどこかで谷中さんにお会いしたら、ワクワクさせてもらった分だけでも感謝の気持ちを伝えたいです。
でも、面識もなく怖がられそうなのでやめときます。(笑)
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