10月1日公開日に行くつもりでしたが、忙しくてなかなか行けなかったのですが、今日やっと観れました!
いつも上から目線で、ちょっと穿った見方をしてしまいがちなので反省していますが、今日は違いました。
もうただ映画に引き込まれた監督の思う壺の観客でした。
出だし、何の構えもなく低い集中力で見始めたのですが、監督のキャリー・フクナガにはやられました。
まるで、J・J・エイブラムスのような有無を言わせぬ引きずり込み方でした。
完敗です。
あとは、なすがまま、されるがままに、映画のストーリーにどっぷり浸かりながら、ダニエル・クレイグの守護霊となって見守ってしまいました。
ネタバレになるので、ストーリーには触れませんが、このパターンが一番映画を見る上で理想的です。
これで、ダニエル・クレイグが本当に最後なのだと感じると、やはりちょっと寂しいです。
映画が終わるまで仕事のことなど忘れてどっぷりと浸れました。
また、列車に乗る時のレア・セドゥの演技力には女優本人から滲み出る迫力を感じました。
表情や仕草、微妙な体の動きで人の心を掴む力、素晴らしいの一言につきます。
アナ・デ・アルマスも短い時間でしたが、存在感を感じさせてくれる演技でした。カメラワークによるアクションにも不自然さがなく、むしろ説得力すら感じました。
やはり、こういう映画は映画館でしか感じられない迫力があります。
映像の大きさだけでなく、音の大きさ、豊かさが、擬似体験のレベルを一歩上に引き上げてくれるからです。
是非とも映画館でどうぞ!
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